原水禁世界大会・福島大会分科会で紺野会長が報告(2023.7.30)

7月30日福島市のパスセいいざかで、被爆78周年原水爆禁止世界大会・福島大会が開催されました。開会集会に引き続き行われた第2分科会「福島原発事故からの生活再建と健康問題」の報告者の一人として、「福島原発事故被害から健康と暮しを守る会」の紺野則夫会長が招聘されました。もう一人の報告者は、「福島原発事故津島被害者原告団」の石井ひろみさんでした。

紺野会長は、2011年3月11日、東日本大震災・津波と原発事故当時、浪江町職員として赴任していた津島で被災し、翌日、8500人の浪江町民の避難を受け入れ、さらに15日には二本松市に町民を避難させたこと。高汚染の中で被ばくさせられた町民の健康を守るために奔走した、馬場町長とともに浪江町として「健康手帳」を作成・配布し、国に対して健康保障を求めたこと、広島で被爆者の坪井直さんとの会談、等々を話しました。そして、これらの経緯をふまえ、昨年立ち上げた「守る会」として、「医療費等減免措置」削減・廃止反対、及び国による「健康手帳」交付を求めていることを報告しました。

分科会では、「守る会」のリーフレット署名用紙も分科会参加者全員に配布し、協力を呼びかけました。

二人の報告者のお話しと分科会全体の様子は、下記の原水禁世界大会の記録動画で視聴することができます。

被爆78周年原水爆禁止世界大会・福島大会:第2分科会「福島原発事故からの生活再建と健康問題」の動画(YouTubeのリンク)

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