「国・東電による海洋放出反対8.27全国行動」に賛同・参加(2023.8.27)

8月24日、政府と東京電力は、事故を起こした上に、地下水対策の失敗によって大量に発生させてしまった放射能汚染水を、海水で希釈して太平洋に放出する作業を開始しました。汚染水には多核種除去設備(ALPS)では取り除けないトリチウムや炭素14をはじめ、60種類以上の放射性核種が含まれています。「関係者の理解なしにはALPS処理水のいかなる処分も行わず、陸上保管する」という漁業関係者、福島県民との約束を完全に破り踏み倒し、国内外の多くの人々の反対を押し切って、海洋放出を開始したのです。太平洋諸島の国々からも抗議の声が上がっています。(下記)

8月28日いわき集会で抗議する小野さん

8月27日にはいわき市で「国・東電による海洋出反対8.27全国行動」が開催され、「約束の反故は、原発事故を起した国の責任を放棄し、廃炉と復興の両立をうたい詭弁をもてあそびながら幾重もの加害行為を繰り返すものである。断じて許されない。」「私たちは、これからも、汚染水海洋放出反対行動を全国の仲間と共に取り組む」と決議しました。集会には、新地町の漁師の小野春雄さんも駆けつけ、「漁民は皆、反対だ!」と怒りを持って抗議しました。

「福島原発事故被害から健康と暮しを守る会」としても、「国・東電による会放出反対8.27全国行動」に賛同し、参加して抗議しました。私たちは、今後も全国、全世界で汚染水海洋放出に反対する人々と連帯し、放出を中止・撤回させるよう東電と国に求め続けます。

太平洋諸島の国々からも反対・抗議の声

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